リサイクルトナーの見方やコラム・トナーの豆知識


トナーカートリッジにはリサイクル品もあります。プリンターのメーカーがリサイクル品の取り扱っている場合もありますが、メーカー以外の企業も使用済みトナーカートリッジを回収して再利用できるよう加工することを専門としている企業もあります。そのひとつがデイエスジャパンです。トナーやインクカートリッジなどの再生品の製造・販売とOA機器全般の販売を行っている同社はリサイクルトナー市場で大きなシェアを持っており、自社リユースカートリッジ工場も持っています。リサイクルトナーについては機器のトラブルが怖いとの情報もありますが、デイエスジャパンは不良品率0.1%との実績をアピールしており、コスパに優れたサービスを展開しています。

レーザープリンターに使用するトナーカートリッジはリサイクルできるため、プリンターの業者、そうでない業者もリサイクルトナーの取り扱いを行っています。まずは使用済みトナーカートリッジを回収し、工場で分解します。消耗、劣化した部品の交換や修理を行い、トナーを補充して検品を経てから、リサイクルトナーとして出荷されます。多くの会社においてサポートを充実させているので、リサイクルトナーに切り替えることでコスト削減を図ることができると好評を受けています。使用済みのトナーを再利用できるよう加工・納品してくれる企業もあるので、どのようなタイプのプリンター・複合機を使用していてもリサイクルトナーの恩恵を受けられます。

リサイクルトナーの価格は一律ではありません。覚えておくと便利なのは、プリンターやトナーの人気が高ければ高いほど、リサイクルトナーが安くなるという点です。なぜなら、人気があるからこそ使用済みトナーカートリッジが多く発生するため、より多くのリサイクルトナーを製造・販売できるようになるので、需要と供給のバランスから安価となっていきます。反対に、あまり市場に出回っていないプリンターやトナーカートリッジの場合には希少性が高まってしまうため、高価となってしまいがちです。これらを言い換えれば、トナーカートリッジの売却を検討している場合には、リサイクル業者が再販しやすい人気のプリンターやトナー、メーカーの品のほうが高値となることとなります。

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