世界シェアNO1はヒューレットパッカード・トナーの豆知識


キヤノン、セイコーエプソン、ブラザー工業、リコーなどプリンターメーカーはシェアを競っていますが、国内のシェアと海外のシェアを比べてみると、構成がかなり変わってきます。家庭用インクジェットプリンターについて、まず国内シェアを見ると、セイコーエプソン、キヤノンがともに4割近くのシェアを誇っており、両者がしのぎを削っています。第3位にブラザーが、第4位にヒューレット・パッカードがランクインしています。海外市場のシェアは大きく異なる構成となっており、1位はヒューレット・パッカードとなっており4割以上のシェアを、2位はキヤノンが3割ほど、3位にセイコーエプソンが2割ちょっとのシェアを握って続いています。

リースの対象ともなるオフィスで使用するようなレーザープリンター、複合機の世界シェアを見てみると、ヒューレット・パッカードが4分の1近くのシェアを獲得してトップとなっています。続いてはサムスン、キヤノン、ブラザー工業と続いていきますが、これらはシェア10%超えでほんの少ししか違いはありません。更に続くゼロックスも9%ほどのシェアとなっているため、これら4社は常に抜きつ抜かれつのシェア競争を行っているといえます。ヒューレット・パッカードが頭ひとつ抜けている印象を受けますが、キヤノンがヒューレット・パッカードのOEM受託製造を行っているので、製造出荷台数として考えると異なった見方もできるでしょう。

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